この記事はこんな人へ
・セキュリティエンジニアを目指している方
・暗号化について学んだことがない方
SSLとは
SSLとは、Secure Sockets Layerの略で通信時に使用される暗号化技術のことを言います。
現代のサイトでは基本的にSSLが使用されています。SSLにより暗号化することで安全にネット環境を使うことができます。
従来では1024bitのRSA暗号方式(公開鍵暗号方式)によるSSLサーバ証明書が使われてきましたが、セキュリティを高める観点から2048bitを使用する記号が増えています。
また、マイクロソフトが2024年3月に2048bit未満のSSL証明書を非推奨にしたことからも、今後は1024bitではなく2048bitが使用されるようになると予想できます。
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240321-2910167/
1024bitと2048bitがどれくらい強度が違うのか
IT知識を学び始めてある程度経過した方ならコンピュータは「0」と「1」の組み合わせで動いていることはご存じでしょう。
これは暗号化通信でも同様に使われており、0と1の組み合わせによって行われています。
暗号化は1bitごとに0か1の2パターンあり、ビット数の数だけパターン数が増えていきます。
1bit・・・2パターン(2の1乗)
2bit・・・4パターン(2の2乗)
3bit・・・8パターン(2の3乗)
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1028bit・・・1.797693134862315907729E+308
(E+308は10の308乗という意味です。無量大数は10の68乗なので、1.79769に約4.5無量対数をかけたパターン数あります。)
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2048bit・・・3.231700607131100730071E+616
(3.23170に約9無量対数をかけたパターン数になります。
ここまで大きな数値が出てくるとこんがらがってきそうですが、まとめると2048bitは1024bitの約10の308乗強いということになります。
近年では量子コンピュータにより暗号化が暗号化技術を壊すと言われていますが、短期的にみるとりょおうしコンピュータでも破られる可能性は低いので、安全性が高いと言えるでしょう。
https://it.impress.co.jp/articles/-/24341
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