前書き
このシリーズは会社でシステム担当やDX担当に配属された方や顧客のDX推進を行う方向けに書いていきます。
一重にDX人材といっても多種多様な職種があり、それぞれで求められる能力も変わっていきます。
普通の人なら一人ではこなすことができない数とレベルの能力です。
そのため、この記事で紹介していく能力は全て一人で持つ必要はありません。
自社社員に手伝ってもらいDXを実現させていく、自社に足りない人材は外注するといった形でこなしていったとしても問題はありません。
ただ、自身が一つでも多くの能力を持っていればより楽にDXを推進していくことができます。
とても大変な道のりではありますが、一つずつ自分の能力を伸ばしていき、どうしても無理なところは誰かに頼っていきましょう!
DXとは
まず、DXという言葉についての定義をChat GPTに聞いてみましょう。
DXの意味
「DX」とは「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」の略で、企業や組織がデジタル技術を活用して、ビジネスモデルや業務プロセス、企業文化などを根本的に変革することを意味します。
DXの目的
- 単なるIT導入ではなく、競争力の向上や新たな価値創造を目指すものです。
- 時代の変化に対応し、持続的な成長を実現することが主な目的です。
DXの例
分野 | 従来のやり方 | DXによる変化 |
---|---|---|
小売業 | 実店舗販売中心 | ECサイト・アプリでの販売やAIによる需要予測 |
製造業 | 手作業・紙の指示書 | IoTによる機械の自動制御・データ収集 |
医療 | 対面診療のみ | オンライン診療・電子カルテ連携 |
と、言った形でDXはどのようなものかを説明が完了したところで、本編に入っていきます。
能力1:ITの基礎知識
ITの基礎知識は必須能力です。
システムがどのような構成で作られているか、基礎的なIT用語としてどのようなものがあるかなど浅く広い知識は必須となります。
資格で言うと、最低でもITパスポート試験(link)は取っておきましょう。
ITパスポートはシステム会社では入社時に最低限持っておくべき資格ということで設定されている会社は多いです。
資格を取るだけでしたら、IPパスポート試験ドットコムの過去問道場(link)をやっておけば受かります。
教科書的な形でITの基礎知識を身に付けたい場合は、下記の書籍をお勧めします。
【令和7年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ)
能力2:自社(顧客)の業務知識
システムベンダ側は顧客の業務知識、自社のDX担当を待たされた方は自社の業務知識を詳しく知る必要があります。
DXは顧客が紙やオフラインでしかできない業務を、IT技術の利用によってオンライン化、電子化、自動化していく仕事となります。
変化を加えていく業務に対しての知識がなければ話にならないです。
営業、経理、発注、受注など一見DXとは関係なさそうなものでも学習していくことが大切です。
今後の記事で紹介していく能力に「既存業務を廃止する力」(仮)があります。そのパートでも「自社(顧客)の業務知識」は必要となってきますので、身に付けておく必要がある能力となります。
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最後に
新しいPC欲しいので決算セールが待ち遠しい。。。。