この記事はこんな人へ
・強々エンジニアになりたい方
・エンジニアとしてのキャリアを歩み始めたばかりの方
強々エンジニアの定義
このシリーズでは、強々エンジニアを以下のように定義します。
顧客から認められ、頼まれる仕事が多い。
また、今回のシリーズではWEBアプリケーションエンジニアはイメージしておらず、主に業務システムを提供するエンジニアをイメージしております。
そのため、強々WEBアプリケーションエンジニアに必要な能力をお求めの方は、ブラウザバックしてください。
このシリーズについて
強々エンジニアになる方法シリーズでは上記の定義をもとにどのような行動をとればよいか、どのような勉強をすればよいかについて記載していきます。
中にはこれって本当に意味があるの?のようなことを思うこともあるとは思いますが、楽しんで読んでいただけたらなと思います。
前回の振り返り
前回の記事では、なぜITエンジニアにExcelスキルが必要なのか。
重宝されるエクセルスキルのうち、VBAとショートカットを紹介しました。
ということで、今回は残り2つのスキルについて長々と語っていきますのでぜひ最後までご覧になってください。
重宝されるエクセルスキルその④:ピボットテーブル
ピボットテーブルはデータの集計をする際によく使われるエクセルの機能です。
ピボットテーブルを使用することで、データの合計、最大値や最小値、平均などを自由自在に取得することができるようになります。
それだけ聞けば普通に関数を使えば解決できると思われるかもしれま線が、ピボットテーブルの良さは自由にフィルタをかけられるところにあります。
何月何日以降の売上データが知りたい、この商品は雨の日と晴れの日でどれくらい売り上げが変わるのか。会員情報がある場合は、どのような購買活動をしているかを追うことまでできます。
ピボットテーブルについては実際に使ってみないとわからない部分が多いのでもし何かしらのデータをあさることがあった際は使ってみてください。
また、使い方はいつか記事にしようと思っているのでお待ちください。
重宝されるエクセルスキルその④:PowerQuery
基幹システムや顧客管理システム等をクラウドシステムで使用している方は使える機会が特に多いのがPowerQuryです。
PowerQueryは様々なデータソースからデータを取得するために使用する機能となっています。具体的には以下のデータソースからデータを抽出することができます。
・Jsonファイル
・CSVファイル
・.logファイル
・SharePoint
・ODataフィード(OData API)
・WEB(REST APIなど)
上記はあくまで一部ですが、基幹系のシステム系の人はlogファイルやSharePoint、ODataフィードといったデータソースから、WEB系の人はJsonファイル、ログファイル、REST APIなどを使用してデータを確認することがあると思います。
以上のことから、PowerQueryはITエンジニアには必須級の知識だということがわかると思います。
また、APIをPowerQueryで取得することの良い点はVBAと容易に連携できる点にあります。
VBAからAPIを呼び出すためには少し技術力が必要なのですが、PowerQueryで接続を行い、VBAからデータの更新処理を行うだけなら1ステップで実行できます。
また、APIを呼び出した際の戻り値はエクセルに張り付けられるので、VBA内でJsonやCSVを処理する必要がなくなるというのもよい点です。
まとめ
前回と今回の記事では重宝されるエクセルスキルについて紹介してきました。
このなかでも最初と最後に紹介したVBAとPowerQueryはとても有用なスキルなのでぜひとも使用していただきたいです。
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最後に
これ、一個の記事で良かったな。