バッチとパッチの違い【IT用語解説】

IT用語解説

この記事はこんな人へ

・バッチとパッチの違いが分からない方。

・ITの勉強を始めて間もない方

結論

バッチとパッチは全然違います。

一言で述べると

バッチ・・・大量データを処理するために定期的に行う処理

パッチ・・・プログラムを一部修正し適応することを言います。

ここから先はより詳しくバッチとパッチについて説明していきます。

バッチとは

先ほど、大量データを処理するために定期的に行う処理とお話しましたが、実際の業務の例でいうとレポートプログラムなどがあります。

例えば、あなたが全国800店舗あるアパレルショップの経営レポートを開発しているエンジニアだとしましょう。

全国の店舗の売上、経費、年齢層、商品ごとの売れ方など、毎秒変わるようなデータからレポートを作ろうとするとデータの整合性が取れないことがあります。

そのため、データが変更されない時間にレポートを作成する必要があります。今回の例でいうと夜間は店舗が開かれていないため、データが変わらないのでデータの整合性を保ったままレポートを作ることができます。

レポートを作るためのデータの処理のことをバッチと呼びます。

その他の例では、AWSのバッチの説明がわかりやすいので一度読んでみることをお勧めします。

パッチとは

パッチは既存プログラムに対して一部修正し、変更を適応することを言います。

おそらくゲームをよくする人はバグに対するパッチプログラムというものを聞いたことがあるでしょう。

そのパッチと同じ意味です。

先ほどのレポートプログラムの例でいうと、レポートにて欲しいデータが違う場合や増えた場合、計算のアルゴリズムが間違っている場合など、要件変更や要件不整合の場合などに修正プログラムが適用されます。

これがパッチです。

おそらく、ほとんどのエンジニアは既存システムの改修をすることが多いと思われるので、IT業界に入った場合、よくかかわる言葉になるでしょう。

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最後に

Googleアドセンスの審査通りません。。。。

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