この記事はこんな人へ
・余裕を持った生活を送りたい方
・仕事で成果を出したい方。
結論
結論を箇条書きでまとめるとこのようになります。
・お金がないと頭が悪くなる。
・お金がないと上司に意見を言いにくい。
ここからはその詳細について書いていきたいと思うので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
お金がないと頭が悪くなる。
前提として、これは「お金がない人は頭が悪い」という意味ではありません。同一人物において「お金がない場合とお金がある場合ではIQに差が出る」という意味です。
アメリカのプリンストン大学などの研究(2013年)では、貧困状態や経済的ストレスがあると、人は「認知的リソース(思考力や集中力)」の多くを金銭的問題の解決に使ってしまい、他の課題へのパフォーマンスが下がることが分かっています。
IQは平均13ポイント下がっており、一晩寝ずに過ごした時と同一レベルの影響が発生しています。
お金が無くなるとIQが下がるのには3つの理由があります。
① ストレスの増加
→ 不安や焦りで思考が狭まり、「目先のこと」にしか注意が向かなくなる。
② 認知的負荷(cognitive load)の増大
→ 頭の中が常に「どうやって支払おう」「今月どう乗り切ろう」で埋まり、他の判断力が鈍る。
③ 短期的思考へのシフト
→ 長期的な計画や冷静な判断が難しくなり、「目の前の問題」に過剰反応しやすくなる。
お金に余裕があるとこれらのことを考えている分の脳のリソースを開けることができるので、そりゃあお金がない人に比べたら仕事の成果にも差が出るよねということです。
お金がないと上司に意見を言いにくい
組織行動学の世界にはボイス・ビヘイビアと仕事のパフォーマンスは正の相関があることが分かっています。
「組織やチームの改善のために、進んで意見を出す行動」をボイス・ビヘイビアと呼びます。
もちろんお金が無くても上司に意見をずばずば言える人はいます。
ですが、上司にあまり強く出れない人は多いでしょう。
・昇進が遠のきそう。
・会社に居づらくなるかもしれない。
・シンプルに上司が恐い。
といった感情は湧いてしまったらそりゃあ強く出ることはできませんよね。
ただし、長期間暮らしていけるだけの貯金があったらどうでしょうか。
・昇進が遠のきそう。
⇒お金があるから昇進して昇給しなくても生きていける。
・会社に居づらくなるかもしれない。
⇒居づらくなるような会社ならいくらでも辞めてやる。
・シンプルに上司が恐い。
⇒会社での立場は下だけど、資産額は上だから人生単位で見たら勝ってる。
このように思えるようになれば多少は意見を言いやすくなると思います。
ただし、意見を言うときには「建設的に話す」「相手を尊重する」「改善を目的にする」というところは忘れないようにしましょう。
これを怠ると意見を言うことは逆効果になります。
まとめ
貯金して脳のリソースを開け、資産額による心の余裕から意見を発せられるようになれば、仕事でパフォーマンスを上げやすくなります。
意識していきましょう!
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最後に
熱くなってきて散歩が割としんどいなぁと、、、